西部秀馬のプロフィールを一言で言うと
愛知県出身・189cmのウイングプレーヤーで、2026年1月のBリーグドラフトで京都ハンナリーズに全体7位指名された22歳の新鋭だ。
Bリーグ史上初のドラフト制度が導入された2026年1月、その第1回ドラフトで京都から指名を受けたのが西部秀馬。東山高校でウインターカップ得点王に輝き、日本体育大学で関東新人王を獲得した逸材が、特別指定選手として即座にBリーグのコートに立った。
2026年4月には2026-27シーズンから3年間の複数年契約も締結。東山高校時代に深く関わった「京都」という土地で、22歳のプロキャリアが本格的に動き出している。
| 時期 | 所属 | 主な実績 |
|---|---|---|
| 小学校 | 愛知県内(ミニバス) | バスケットボールを始める |
| 中学 | あま市立甚目寺中学校 | 東海大会3位・愛知県代表 |
| 高校 | 東山高校(京都府) | ウインターカップ準優勝・得点王 |
| 大学 | 日本体育大学 | 関東新人王・関東大学選手権優秀選手賞 |
| プロ | 京都ハンナリーズ | Bリーグドラフト2026・全体7位指名 |
- 西部秀馬の出身・身長・生年月日など基本プロフィール
- 甚目寺中学校から東山高校・日本体育大学への経歴と実績
- ウインターカップ得点王など高校時代のハイライト
- Bリーグドラフト2026指名と京都ハンナリーズ入団の経緯
- プレースタイルの特徴と3年複数年契約後の将来像
西部秀馬のプロフィールと経歴

引用:京都ハンナリーズ
西部秀馬の基本プロフィール(身長・出身・生年月日)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フルネーム | 西部 秀馬(にしべ しゅうま) |
| 生年月日 | 2003年5月20日(22歳) |
| 出身地 | 愛知県 |
| 身長/体重 | 189cm/87kg |
| ポジション | シューティングガード/スモールフォワード |
| 背番号 | 7 |
| 所属チーム | 京都ハンナリーズ |
| 出身校 | 東山高校/日本体育大学 |
189cm・87kgは、SG/SFというポジションとしてバランスのとれた体格だ。大学4年間を通じてウエイトトレーニングに本腰を入れてフィジカルを鍛え上げ、プロ入り時点ですでに専門メディアから「一回り大きくなった」と評されるほど仕上がっている。
小学校時代にミニバスでバスケットボールを始めた愛知県あま市での原点
西部秀馬が育ったのは愛知県あま市。小学校時代に地元のミニバスチームでバスケットボールと出会い、競技を始めた。具体的なチーム名は公表されていないが、愛知県はバスケットボールが盛んな地域のひとつで、ミニバスレベルから全国的にも競争が激しい。
この頃から磨いた体の動かし方と走る力が、後に本人が「速攻は自分の武器」と語るプレースタイルの原点になっていく。小さな頃から積み上げた基礎があってこそ、中学・高校でのめざましい成長が生まれた。
甚目寺中学校で東海大会3位・愛知県代表に選ばれた中学時代の3年間
中学進学後は、愛知県のバスケットボール強豪として知られるあま市立甚目寺中学校に入学した。甚目寺中は、葵中学校や矢作北中学校と並んで愛知県内でも屈指のバスケ強豪校と位置づけられており、県内随一の環境で技術を磨いた。
中学3年生の時には「第40回東海中学校総合体育大会バスケットボール大会」に出場し、3位入賞を果たした。さらに同年、愛知県代表として「第31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」にも選出されており、中学時代から県を代表するレベルの選手として認知されていた。
愛知県出身でありながら、中学卒業後に京都府の東山高校へ進んだのも、この中学時代の実績が全国の強豪校の目に留まったからに他ならない。地元の中学でしっかりと実力を証明したことが、飛躍への扉を開いた。
東山高校でウインターカップ準優勝・得点王に輝いた高校3年間
中学卒業後は、全国屈指のバスケット強豪・東山高校(京都府)へ進学した。愛知を離れ京都に飛び込んだ選択が、その後のキャリアを大きく動かすことになる。
1年生からスタメンを獲得し、インターハイでチームのベスト16入りに貢献。2年生の冬を迎えたウインターカップ2020では、先輩の米須玲音(現・川崎ブレイブサンダース)らとともにチームを引っ張り、全5試合で二桁得点・計137得点という爆発的なスコアリングで得点王を獲得し、東山を準優勝に導いた。
バスケットボールキングはこの活躍について「東山の得点源として暴れた2年生の西部秀馬」と報じており、当時から全国レベルでの注目度の高さがわかる。
「試合ではプレーでチームを引っ張りたいという気持ちがあります。キャプテンとかをやる立場じゃないと思っていますが、その分、試合ではプレーで引っ張ります。他はみんなに任せます」(西部秀馬・高校2年時)
3年生で迎えたウインターカップ2021でも1回戦で17得点・2回戦で27得点と安定した活躍を見せ、チームのエースとしての存在感をさらに高めた。高校時代に東山で磨いた得点力と勝負メンタルは、大学進学後の成長の土台となっている。
日本体育大学4年間の成長軌跡(関東新人王からBリーグドラフト指名へ)
高校卒業後は日本体育大学に進学。1年次からインカレでスタメン出場し二桁得点を記録するなど、即戦力ぶりを早速発揮した。
関東大学バスケットボール新人戦では3回戦で25得点を叩き出すなど大暴れし、大学1年で関東新人王を獲得。大学2年では関東大学バスケットボール選手権の決勝でも10得点・4リバウンドを記録し、チームの優勝に貢献した。
大学3年終了後からはフィジカル強化に本腰を入れた。他のBリーグ特別指定選手がコートで経験を積んでいた期間、西部はあえてウエイトトレーニングに集中したという。その結果、大学4年のスプリングマッチを見たJ SPORTSのライターは「身体が一回り大きくなった」と評している。
大学4年時は関東大学バスケットボール選手権で1試合平均14得点をマークし、チームの優勝を牽引して優秀選手賞を受賞。この活躍が評価され、2026年1月の第1回Bリーグドラフトで京都ハンナリーズから指名を受けることになった。
西部秀馬のプロフィールを深掘り:プレースタイルとハンナリーズでの将来

引用:京都ハンナリーズ
西部秀馬のプレースタイルの特徴(3ポイント・速攻・オールラウンド)
西部秀馬のプレースタイルを一言で表すなら、3ポイントシュートと速攻を武器とするオールラウンドなウイングだ。189cm・87kgの恵まれた体格を活かしながら、スピードと射程距離の長さを武器にした得点力が最大の強みになっている。
3ポイントシュートへのこだわりは強く、本人はこう語っている。
「3ポイントシュートは自分の得意とするシュートなので、チーム練習が終わった後も毎日何本も打ちました」(西部秀馬)
速攻への意識も高い。「走ることが得意なので、まずはそこから入ることでチームの調子も上がっていくと思っています」と話しており、トランジションゲームで相手より一歩早く得点を取れる走力も武器のひとつだ。ドリブルも巧みで、ドライブからのフィニッシュも得点パターンに持っている。
大学4年でフィジカルを強化したことにより、リバウンドへの絡みやディフェンス強度も向上。J SPORTSはドラフト前の段階で「3Pショットを含めた非凡な得点センスに加え、フィジカル強化によってリバウンドやディフェンスのレベルアップも期待できる」と評価しており、オールラウンダーとしての完成度が着実に上がってきている。
Bリーグドラフト2026で京都ハンナリーズに指名された経緯と本人の心境
2026年1月29日、Bリーグとして初となる「B.LEAGUE DRAFT 2026」が東京都内で開催された。京都ハンナリーズはこの歴史的な第1回ドラフトで、2巡目1位(全体7位)として西部秀馬を指名した。
指名の背景には、大学4年間で蓄積してきた得点力と、フィジカル強化による総合的な成長がある。加えて、東山高校時代を京都で過ごした縁も、クラブにとって指名を後押しする要素になったと考えられる。松島鴻太代表取締役社長は「東山高校出身で京都の地に縁のある西部選手を指名できたことを心から嬉しく思います」とコメントしている。
ドラフト当日の心境について、西部は率直に明かしている。
「指名されるかどうか不安で、会場の空間にいることが正直すごくしんどかったです。京都ハンナリーズに指名された瞬間はホッとしましたし、とても嬉しかったです。しかし、それと同時に『お金をもらってプロ選手としてプレーする以上、必死に頑張らないといけない』とすぐに気持ちが引き締まりました」(西部秀馬)
また、「バスケ人生の分岐点を京都の東山高校で過ごさせてもらいました。あの時間がなければ、今の自分はいないと思っています」とも話しており、高校時代に過ごした京都への深い思い入れが言葉に表れている。
Bリーグデビューから3年複数年契約まで:特別指定選手として見せた適応力
2026年2月6日に特別指定選手としての加入が正式発表され、同月8日のアルティーリ千葉戦で早くもロスター入りを果たした。そして2月14〜15日に行われた大阪エヴェッサ戦でBリーグデビューを飾り、初得点も記録した。
その後も成長は止まらず、佐賀バルーナーズ戦ではGAME1・GAME2ともにスタメン起用を受け、2試合連続で2桁得点を達成。慣れない環境の中でもプレータイムを自ら掴み取り、チームの信頼を積み上げていった。
この活躍を受け、京都ハンナリーズは2026年4月13日に2026-27シーズンから3年間の複数年契約の締結を発表した(契約は2028-29シーズンまで)。村上直GMはここまでの活躍についてこう評している。
「慣れない環境の中でも日々の取り組みからプレータイムを勝ち取り、少ない時間でも確実に印象を残しており、その適応力と存在感、そして将来性を強く示してくれました。これからクラブの未来を担う存在、クラブを代表する選手へと成長していくことを心から楽しみにしています」(村上直GM)
西部自身も「この3年間でチームにとって欠かせない存在になり、勝利という結果で貢献します。そのための覚悟はできていますし、自分の力をしっかり証明していきます」と強い決意を示している。
西部秀馬の彼女と私生活
西部秀馬の交際相手や彼女に関する情報は、現時点では公表されていない。SNSはInstagram(@nishibe_shuma7)とX(@n_shu26)を運営しており、バスケットボール関連の投稿が中心だ。
高校時代のSNSに女優の浜辺美波さんに関する投稿が多かったという話が一部で紹介されていたが、現在の状況は不明だ。プロとしての契約が始まった今、練習・試合・自己成長に全力を注ぐ日々を送っているようだ。
まとめ:西部秀馬のプロフィールと経歴、ハンナリーズでの将来展望
西部秀馬は2003年5月20日生まれ・愛知県出身の189cm・87kg。甚目寺中学→東山高校→日本体育大学という経歴を経て、2026年のBリーグ初ドラフトで京都ハンナリーズに全体7位指名されたウイングプレーヤーだ。
- 高校2年でウインターカップ得点王・東山を準優勝に導く
- 大学1年で関東新人王・4年で関東大学選手権優秀選手賞を受賞
- Bリーグドラフト2026・京都ハンナリーズに2巡目全体7位で指名
- 特別指定選手として即座にスタメン起用・2桁得点を達成
- 2026年4月に2026-27から3年間の複数年契約を締結
「泥臭く、京都を代表する選手に」という言葉通り、高校時代に縁のある京都の地で西部秀馬のプロとしての挑戦が始まっている。3年間の複数年契約を手にした22歳のウイングが、ハンナリーズの未来をどこまで切り拓いていくのか、目が離せない。
