2026年4月7日放送の『相席食堂』で、女性声優2人がロケ先のうなぎ店店主から腰を複数回触られる不適切行為があり、ABCテレビは「認識が甘かった」と謝罪し、TVer配信から該当シーンをカットした。
発端は、アイドルグループ「M!LK」の塩﨑太智が京都府宇治市を訪れたロケ。偶然プライベートで現地にいた声優・黒沢ともよと豊田萌絵が合流し、うなぎ店で串打ち体験をすることになった。
串打ちに挑戦する女性声優の背後から、指導役の男性店主が両手で腰をタッチ。この行為は2回にわたって行われ、スタジオの千鳥も「ケツ触ってた?」と指摘した。
| 項目 | 内容 |
| 放送日 | 2026年3月31日(火)深夜 |
| 放送局 | ABCテレビ(関西ローカル) |
| ロケ場所 | 京都府宇治市内の飲食店 |
| ロケ出演者 | 塩﨑太智(M!LK) |
| 同席した声優 | 黒沢ともよ、豊田萌絵 |
| 事案の内容 | ロケ先の男性店主が、ゲストとして偶然居合わせた女性声優に対し、背後から不適切な身体的接触を行った。 |
| 放送局の対応 | 公式サイトにて「配慮に欠ける演出、不適切な行為があった」と謝罪。TVer・ABEMAの配信では該当シーンを削除。 |
- 『相席食堂』で実際に起きた不適切行為の詳細
- 被害を受けた女性声優と行為に及んだ人物
- 千鳥やABCテレビの対応と謝罪の内容
- TVerでシーンがカットされた理由と経緯
- 過去の『相席食堂』問題事例との比較
「相席食堂」で実際に起きた不適切行為とは
2026年4月7日放送回で何が起きたのか
2026年4月7日、ABCテレビで放送された『相席食堂』に問題が起きた。
この日のロケは、アイドルグループ「M!LK」の塩﨑太智が京都府宇治市を訪れるという内容だった。
塩﨑が立ち寄ったうなぎ店で、偶然プライベートで宇治市を訪れていた2人の女性と出会う。その女性たちは、人気アニメ『響け!ユーフォニアム』に出演する声優の黒沢ともよと豊田萌絵だった。
番組側が事務所に確認したところ「相席食堂ならぜひ」と快諾。急きょ、2人の声優もロケに参加することになった。[reference:0]
3人はうなぎの串打ち体験に挑戦することになる。ここで問題は起きた。
被害を受けた女性声優は黒沢ともよと豊田萌絵
被害にあったのは、『響け!ユーフォニアム』で知られる声優の黒沢ともよと豊田萌絵である。
2人はプライベートで宇治市を訪れており、ロケに偶然遭遇した。本来はロケの想定出演者ではない「一般の観光客」に近い立場だったという点が重要なポイントだ。[reference:1]
番組の安全管理はあくまで塩﨑を中心に想定されており、急きょ参加した2人への配慮が行き届かなかった可能性が指摘されている。
行為に及んだのはうなぎ店の男性店主
女性声優に不適切な接触をしたのは、ロケ先のうなぎ店の男性店主である。
店主は串打ちの指導と称して、背後から女性声優の腰に両手でタッチした。この行為は、指導の範囲を超えた「セクハラ行為」として問題視されている。
なお、店舗名や店主の氏名は、個人特定につながるため複数の報道では明かされていない。SNS上では特定しようとする動きもあったが、記事作成時点で公式に店舗名が公表された事実はない。
店主の不適切な接触は2回にわたって行われた
店主の不適切な接触は1回だけではなかった。
豊田萌絵が串打ちに挑戦していたところ、背後から腰を両手で「ポンポン」とタッチ。豊田は反射的に顔を上げて苦笑いした。[reference:2]
すると、もう1人の黒沢ともよが串打ちに移った際も、店主はまったく同じ行動に出た。再度、背後から両手で腰をタッチしたのだ。
この間、塩﨑太智は驚いた表情を浮かべ、状況をどう受け止めればいいか困った様子を見せていた。[reference:3]
店主の行動は執拗で、カメラが回っている最中に堂々と行われた。視聴者からは「これが日常的に行われているセクハラのリアルな姿」という指摘も上がっている。[reference:4]
「相席食堂」不適切行為に対する放送局と出演者の対応
千鳥・大悟「ケツ触ってた?」とツッコミを入れた
スタジオでVTRを見ていた千鳥も異変に気づいた。
番組恒例の「ちょっと待てぃ!!ボタン」が押され、大悟が「ケツ触ってた?」と指摘。ノブは「うなぎみたいな顔したハゲおやじが」と続けた。[reference:5]
大悟はさらに「このためにやってるから、うなぎ体験」と悪乗りし、ノブも「このセクハラのために?」と同調するように語った。[reference:6]
ただしこの千鳥の対応については、問題行為を笑いに昇華させたとして批判の対象にもなった。一方で「やんわり咎めていた」「スタジオの空気を壊さない範囲で指摘した」という見方もあり、賛否が分かれている。
ABCテレビが「認識が甘かった」と謝罪
ABCテレビは2026年4月13日、問題の事実を認め謝罪コメントを発表した。
「出演者に対する不適切行為があったことは確認しております。局として普段から人権に対し、十分な注意をするよう務めておりますが、今回は認識が甘かったと反省しています」[reference:7]
さらに別のコメントでは「制作においては、人権に対して細心の注意を払うべきところ、今回はその認識が不十分であったことを深く反省しております」と述べている。[reference:8]
この謝罪を受け、多くの視聴者は「なぜ放送前に気づかなかったのか」と疑問を呈している。
TVerとABEMAで該当シーンをカット
ABCテレビは、TVerとABEMAでの見逃し配信内容を一部差し替えた。
当初は問題のシーンを含めたまま配信されていたが、SNSでの批判を受け、4月10日午後に該当部分を削除して配信し直した。[reference:9]
この「地上波では放送したのに配信ではカット」という対応には、SNSで疑問の声も上がった。「なぜ最初からカットしなかったのか」「二重基準ではないか」といった指摘が相次いだ。[reference:10]
ABCテレビは削除の理由について「総合的に判断して行いました」と説明しているが、多くの視聴者は納得していない。[reference:11]
過去にもあった「相席食堂」の問題事例
今回が『相席食堂』で初めての問題ではない。
・2025年3月「他人の食べ残し問題」
出演した芸人が、初対面の他人の皿に残ったカレーを拭って食べる行為が放送された。視聴者から「不愉快」との批判が殺到し、千鳥がスタジオで「ホンマにごめんなさい」と謝罪する事態となった。[reference:12]
・2024年11月「アレン様への非礼メール問題」
整形総額1億円超えのタレント・アレン様が、番組から送られてきた「非礼なメール」を公開。メールの内容に「失礼すぎて不快」との批判が集まった。[reference:13]
・2025年11月「オカリナ出演回でのバッシング」
お笑いコンビ・おかずクラブのオカリナが出演した回でも、SNS上で「仕事をなめている」などの批判が相次いだ。[reference:14]
これらの過去事例を振り返ると、『相席食堂』は「おふざけの境界線」を度々越えてしまう体質があるとも言える。
誰が悪かったのか|視点別に整理する
① 店主の立場
最も直接的に問題を起こしたのは店主である。指導の範囲を超えたボディタッチは、たとえ「親しみを込めて」行ったとしても許されない。カメラが回っている状況で行われたという事実は、行為の悪質さをさらに際立たせている。
② 番組制作サイドの立場
問題のシーンをそのまま放送した判断は、番組側のコンプライアンス意識の低さを如実に示している。さらに「配信だけカット」という対応は、視聴者に「隠蔽している」という印象を与えかねない。出演者の安全と人権を守る体制の不備が問われている。
③ 千鳥(出演者)の立場
千鳥はスタジオで問題を指摘した。ただし「笑い」に変換するスタイルだったため、一部の視聴者からは「問題を軽く扱っている」と批判された。とはいえ、生放送ではない収録番組で進行役ができる対応には限界があるのも事実である。
④ 視聴者にできること
今回の騒動を受けて、ABCテレビには多くの意見が寄せられている。視聴者としてできるのは、放送局に直接意見を送ること。不快に思った場合は、感情的な批判ではなく「何が問題だったか」を明確に伝えることが、再発防止につながる。
まとめ:相席食堂の不適切行為で知っておくべきこと
2026年4月7日放送の『相席食堂』では、ロケ先のうなぎ店店主が女性声優の黒沢ともよと豊田萌絵の腰を複数回タッチする不適切行為があった。
ABCテレビは事実を認め「認識が甘かった」と謝罪。TVerとABEMAでは該当シーンをカットした。
スタジオの千鳥は「ケツ触ってた?」と指摘したが、笑いに変換する対応に批判も集まった。
過去にも『相席食堂』では複数の問題が発生しており、番組の「おふざけの境界線」をめぐる体質が改めて問われている。
この問題の本質は「一人の店主の問題」ではなく、「番組のコンプライアンス体制の甘さ」にある。出演者の安全と人権を守る仕組みづくりが、今後のテレビ番組に求められている。
